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2022/04/18 18:10

40代のおっさんながら

この3カ月ほど柔道を習っている。

毎週1回。

筋肉がついてきて
食事制限なしで
なんと4キロもやせた。

なかなかいい感じだ。

悩みとしては
同じくらいの実力の大人の練習相手がいないことだ。

柔道の先生は、大人だけど
柔道歴何十年というベテランで
私みたいな初心者とはぜんぜん違う感じ。

普通にいうと勝てる気が全くしない。

ただただ、投げられるだけだ。

あと子どもも練習相手をしてくれるが、
子どもを投げても
技がかかったかどうかすら怪しい。

結局、パワーで無理に投げたか
きちんと相手の体勢を崩して投げたか
イマイチよく分からんのだ。

だけど、たぶん1年やっても
大人の柔道入門者はでてこないだろうね。

で、柔道を大人になってやることの
難しさを考えてみた。

まず、入門するっていう時点で
今の大人の人にとって柔道場というのは敷居が高い。

師匠と弟子みたいな関係は
現代の大人があまり好まない感じ。

もっと緩い関係じゃないと
スポーツなんてやりたくないよね。

あんまり体育会系寄りじゃないほうが
現代人にはうけるのだけど
柔道場の方々って、基本的に超体育会寄りなんだ。

まあ、柔道場の指導者たちが指導を受けた時代ってのは
まだまだ昭和な考え方がばっちり入っていて
スポ根って感じだったと思う。

私だって、小学、中学時代は
部活で水飲んじゃダメなんて
普通にあったもんね。

さすがに、今の柔道場で水飲んじゃダメとかは
さすがにないけど
だけどスポ根的な考え方は残っている感じ。

あれじゃあ、今の大人にはうけないよね。

できれば、柔道着のレンタル、レッスン2時間くらいで
3000円みたいな感じだったら
もっとやりたい人が増えると思う。

1回きりのレッスン。

たぶん、準備運動、
受け身、
軽く柔道の技の掛け方、
ちょっとお互いに投げ合ってみて
みたいな感じになるかなと思う。

ただ、私が高校時代に習った柔道では
1日目どころか、最初の1年間は
ほぼほぼ受け身だけだった。

さすがに受け身だけだと
現代人はつまらなくて飽きるかもね。

とはいえ、受け身できないと
事故に繋がるし、
難しいところでもある。

基本的にはガッツリ柔道やります的な人よりも
軽いノリで柔道やろうか?みたいな
ライトな層が増えないとなかなか難しい。

しかしながら、ボーリング行こうぜ!
みたいな感じで柔道行こうぜ!
とは絶対にならないだろう。

逆に、スポーツジム、
どっちかというと
ダンベル、バーベルを持ち上げてみたいな感じのジムに
柔道場がついた感じってほうが
現代人受けすると思う。

端っこに、各種筋トレマシーンが並んでいて、
その中心に柔道場があります。的な感じがいいかな。

そっちを目指すなら、
シャワー室とエアコン完備が必須となるのだが、
なにげに柔道場ってのは結構敷地面積が広いんだ。

普通に100坪くらいあるよね。
柔道の試合場だけで。
他に待機スペースとかも考えると
120~130坪くらいかな。

それを冷やすエアコンって、業務用で
それなりのパワーも必要。

うーーーん、これは結構難しいぞ。

ってなことで、
いろいろ考えたが
なかなか難しそうに思いました。

あとは、大人の柔道だけど
勝ち負けばかり優先すると
全然面白くないです。

40代で、20代の男性に勝てる気はしないし、
パワーやスピード勝負は難しいです。

自分も既に誰かに勝つとか
大会で好成績を残すとか
ぜんぜん興味ないです。

そもそも3分とか5分とか、
柔道を全力でやるのが
マジで精一杯。

最初は1分でバテてたもんな。
今はちょっと進歩して3分ほどは
体力がもつかな。

激しいスポーツなので
いろいろ大変だけど
外国では流行っている。

特にヨーロッパとかで柔道の人気はすごいっぽい。

SNSやYoutubeで見る外国の柔道は
日本の柔道とは全く別で
結構オシャレな感じなんですよ。
日本のスポ根とは全く違う感じ。

オシャレなボクシングジムの延長線上に
ある感じなんですよね。

とにかく柔道の業界全体が
オシャレな方向を意識しつつ
競技人口を増やす努力が必要だと思いました。

以上