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2022/08/30 12:24

 2日ほど前の日曜日、

青島ビーチでサーフィンの練習中に
遊泳中におぼれかけた小学3年生くらいの少年を救助しました。

 日曜日の午後4時半ごろから
小5の娘のサーフィン練習のため、青島ビーチを訪れた。
波の高さは、うねりが0.8mほど、オンショアの風で波がMax1.5mほどだった。
かなり荒いコンディションだった。

荒い波だったので、娘のサーフィン練習は沖に出るのをあきらめ
波打ち際で波が砕けた後のスープを利用した。

スープライディングといって
砕けた波はパドリングなしで乗れるので
初心者の娘には結構よい練習になる。

しかし、波待ちをしなくてよいので
10回も連続してやると
かなり疲れる。

だいたい娘が10回ほどスープライディングしたら
私が交代して5回ほど練習する感じ。
私がサーフボードを乗る間は
浜にあがって、砂浜で山などをつくって砂遊びをしていた。

私がサーフボードを使う間、
ちらっと横をみると小学3年か4年生くらいの男の子が
そばにいることがわかった。
サーフボードや浮き輪などを持たず、
遊泳しているようだったが
当日の波はかなり荒かったので
少年が1人でいてちょっと危ないように感じた。
もう少し沖へ行くようなら注意する必要があるなあと感じたが
保護者も近くにいるのだろうからと
そのときは注意まではしなかった。

2回ほどスープライディングの練習をしていると
砂浜でお父さんと思われる男性が何か叫んでいる。

まさか!
と思って沖を見た。

そしたら、ずっと沖にさっきいた小3くらいの少年が
流されていて、波の間からあっぷあっぷとおぼれかけている。

まずいと思った。

少年のお父さんは、何か叫びながら
浮き輪など持たずに救助に沖に向かっているが
間に合いそうにない。

すぐにパドリングして、少年のほうに急行した。

30mほど先までパドリングしただろうか、
少年は、波がくると頭から波をかぶり、
ときどき顔が水面に出る程度、
完全におぼれかけている。

少年の近くにきたが、
私のサーフボードは、大人の私と少年の二人を乗せられるほどの
浮力はない。

救助をする際は注意しないと
少年に抱き付かれたら私も溺れてしまうことも
考えれる。

不用意に近づくのは危ないと考えた私は、
少年の3mほど手前でサーフボードを降りた。

そしたら、ギリギリだったけど
地面に足がついた。

しめた、
これだと救助がやりやすい。

つま先立ちして、
「掴まれ!」
と言って、サーフボードの先端を少年の前に差し出したら
少年がサーフボードを掴んだのが見えた。

サーフボードを引っ張って
少年にサーフボードの上に乗るように言ったが
ちょっと疲れて1人では乗れなさそうだったので
お尻と背中を持ち上げて、サーフボードの上に乗せた。

あとは、サーフボードの後ろを私が押して
砂浜まで送り届けた。
少年の父親にお礼を言われた。

そんな感じだったけども
やっぱり海は危険なので、注意が必要です。

この日は、大潮の満潮時で潮の流れがすごく速くて
波も大きくて、大変危険でした。

少なくとも海水浴するコンディションではありませんでした。

たぶん、その子の父親は海の危険をあまり知らなくて
少年の下の弟に気をとられて
少年を1人で海に行かせたのかもしれません。

海は危ない。
だからこそ、しっかりと海を知って
危険を回避しないといけませんね。

自分もしっかりと注意して
海と向き合おうと思います。

以上