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2022/09/26 08:24
9月24日(土)
いつものごとく、娘と青島ビーチに行くと
様子が変だった。
青島グランドホテルの前に、救急車、消防車、警察車両と
消防隊の方々、警察の方々など30名以上はいらっしゃる感じ。
沖には水上バイクとヘリコプター(防災ヘリ)が
捜索している。
さすがに警察や消防の方に状況を聞くと迷惑になるので
後で地元のニュースを調べたら
42歳の方がSUPの講習中に行方不明になったという。
以前、同じ場所で遊泳中におぼれかけていた子供を助けたことがあったので
遊泳中の人が流されたとばかり思っていた。
理由は、サーフィンの人は、リーシュコードが足に繋がっているから
基本的に行方不明にはならない。
との思いがあった。
SUPもオールで漕ぐ以外は、サーフィンといっしょで普通はリーシュコードをして乗る。
なぜ、リーシュコードが外れたのか?
理由は分からないが、無人のSUPボードが浮いていたという。
一説にはリーシュコードが根元から切れていたというが、
波の高さとしては、腰程度で大波でリーシュが切れるってほどではなかった。
劣化していたのか、それとも取り付け方法が甘かったのか?
あと、講習会中の事故だったらしく
講師の方が5分ほど目を離した時に行方不明になったという。
他の講習生を事務所に呼びに帰って戻ったら
無人のボードが浮いていたという。
講師の方は、初心者を海に残したまま
放置しちゃダメでしょ。
そして、最後の疑問点としては
なぜSUPの講習なのにライフジャケットを着用しなかったか?
サーフィンやSUPの上級者なら
どれだけ海に転落しても、
ボードにしがみつけるので、溺れることはないです。
つまり、サーフボードがライフジャケットのかわりになります。
しかし、それはある程度の経験を積んだ人のみです。
初心者だと海に落ちたときにサーフボードにつかまれないことがあります。
少なくともライフジャケットを着ていれば
普通に何でもなかったケースです。
ただし、ライフジャケットについては
青島ビーチで着用している人はほとんど見かけないです。
他の海域だとSUPでライフジャケットを付けています。
遠浅で、波も穏やかなことが多いからだと思いますけど
普通のサーフィンより、かなり沖合を進むことがあるので
SUPの人はライフジャケットをつけたほうがよいと思いますね。
この事故ですが、
・リーシュコードが不運にも外れたか、切れてしまった
・ボードから転落したときに、講師の方が目を離してしまっていた
・講習会なのに、ライフジャケットを着ていなかった
・初心者がやるには、ちょっと波が高めだった
・連休中で、サーファーが多かったにもかかわらず、
落水したときに誰も目撃しておらず、救助にもきてくれなかった。
事故の3時間後に、現場周辺にいたが、捜索海域の関係でビーチの南半分が
立ち入り禁止になっていたが、それでもサーファーは200名近くがいました。
だいたい、5~10mに1人はサーファーが並んでいるような状況でした。
SUPはやや沖でやるにしても、落水して声を出せば誰かが気づいて救助してくれる
可能性は高かったと思うが、不運にもそうならなかった。
ちなみに、私はサーファーの他人が波待ち中に転んで落水したときは
ちゃんと上がってくるか、注意するようにしています。
SUPの人は波待ち中に、よく転ぶので溺れていないか
注意するようにしています。
特にSUPの人が波待ち中に転ぶとドボンと大きな音がしますので
目立ちます。
しかし、そのような中でも周囲にサーファーやSUPの人がいなかったのは
不運だったと思います。
事故が起こるときは
以上のような不運が重なってしまうときです。
少なくともライフジャケットでも着ていれば、と悔しくてなりません。
昨日の夕方の段階で、まだ捜索していたようです。
早く見つかることを心から願っております。